こんにちは。ゆるセミ(@yuru_semi)です。
今回は、「FIRE」を調べたので、ご紹介します。
セミリタイアは知っていても、「FIRE」とは何だろうかと思っている方もいると思います。
「FIRE」とは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとったものになります。
意味合いとしては、「経済的に独立し、早期退職を迎えること」でしょうか。
ほとんどセミリタイアと同じ意味合いだと思います。
ということで、早速「FIRE」について書いていきます。
「FIRE」とはアメリカ発祥の生き方
「FIRE」はアメリカ発祥の生き方になります。
内容としては、経済的に独立し、早期退職を目指すわけですからセミリタイアとほとんど同じだと感じます。
「FIRE」としてやることは極度の節約と投資です。
基本的には、収入の50%以上を投資などに廻しているようです。
それにより、高収入の方を中心に30代前半ぐらいで仕事を辞めて、自由に生活している方が多いようです。
仕事を辞めた方の貯蓄目標額は、年間支出の25倍となっているようです。
要は、25年間は働かなくても生きていける程度の蓄えを目標としているわけですね。
また、この年間支出の25倍という金額には、他の意味もあります。
それが「4%ルール」と呼ばれるものです。
年間支出の25倍を年利4%で資産運用できれば、1年間の生活費を運用だけでまかなえるというわけです。
具体的に計算してみましょう。
年間の支出:240万円(月20万円)
240万円×25倍=6,000万円
6,000万円×4%=240万円
どうでしょうか?
早期退職と聞くと、大きな金額が必要になりそうですが、この計算を見ると多少は軽減されますよね。
日本の「セミリタイア」とアメリカの「FIRE」の違い
日本の「セミリタイア」とアメリカの「FIRE」の違いは、具体的な方法論の違いだと思います。
日本の「セミリタイア」の場合は、一般的なやり方といったものが決まっていません。
それぞれのやり方で達成しているような感じです。
比べて、アメリカの「FIRE」は、一般的なやり方が明示されています。
貯金は、年間支出の25倍。
その貯金を、年利4%で運用する。
具体的ですよね。
これだと方法論がわかっているので、多くの人が取り組みやすいのだと思います。
だからこそ、アメリカでは「FIREムーブメント」といったものが起きているのでしょう。
もしかすると、日本でもセミリタイアのやり方を明示すれば、同じようにムーブメントが起こるかもしれませんね。
まとめ
アメリカ発祥の「FIRE」とは「Financial Independence, Retire Early」の略で、経済的に独立し、早期退職を目指すことを指します。
アメリカでは、「FIREムーブメント」として盛り上がってます。
「FIRE」のやり方については、節約し、貯金することから始まります。
貯金の目標額は、年間支出の25倍の金額です。
その金額が貯まったら、年利4%で運用します。
そうすることで、資金を減らすことなく、仕事もしなくて生きていけます。
このやり方が明示されていることによって、多くの人が「FIRE」に取り組みやすかったのでしょう。
そのことが「FIREムーブメント」の一要因となっているのだと思います。
日本の場合は、セミリタイアのやり方について明示されているかと言えば、微妙なところです。
日本でも多くの人に、「セミリタイア」を知ってほしいですね。
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