お金持ちでセミリタイアする方法【書評】『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』

セミリタイアに関する本
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こんにちは。ゆるセミ(@yuru_semi)です。

ゆるく目指すセミリタイア生活を略して、ゆるセミです。

セミリタイアを目指しているわけですが、セミリタイアを達成するためにもお金は必要です。

この『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』は、お金を早く稼いで、不労所得の仕組みを作り出し、引退するまでの方法が書いてあります。

僕が今まで紹介してきた本との違いは、「豊かに」という部分です。

豊かなセミリタイア生活。

夢見る人は多いと思います。

では、どうすれば達成できるのか?

早速見ていきましょう。

 

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豊かなセミリタイアの鍵は「レバレッジ」

豊かなセミリタイアを達成するためには、どうすべきか?

答えとしては、「ビジネスを立ち上げて、成功し、投資をすること」となります。

しかも、セミリタイアですから、それを短期間でやらなければなりません。

では、どうやって短期間で達成するのか?

その答えが、「レバレッジ」を活用することです。

セミリタイアをしたいからと慎ましい生活をして、大部分を貯金して、仕事を辞めても、その後の生活はお金を気にしながらの生活となります。

さらに、仕事を辞めるまでにもコツコツと貯金しなければならないので、相当の時間がかかってしまいます。

そこで、「レバレッジ」が有効になってくるのです。

「レバレッジ」を活用し、多くのお金を稼ぎ、生み出し、一生お金に困らない状態になってから、仕事を辞める。

「レバレッジ」とは、少しの力で大きな力を生み出せることを言います。

本書では、その「レバレッジ」を3つに分けて、頭脳・プラン・行動としています。

順番に一つずつ解説していきましょう。

 

頭脳のレバレッジ

僕らが普段生活をしている現実は、働いて、その対価としてお金をもらうという認識があります。

そして、その認識は多くの働く人々にとっての共通認識となっています。

もし、お金が働かなくても手に入るとなれば、どうでしょうか?

「そんなことはあるはずがない」

「現実を見ろ」

そんな声が聞こえてくるかもしれませんが、そういうことを言う人たちの現実はそこで閉じてしまっています。

現実として、お金持ちになっている人は、働いた対価としてのお金を受け取っていません。

では、どうやってお金を稼いでいるのか?

それは、多くの「レバレッジ」を活用しているに過ぎません。

銀行からお金を借りる(他人のお金)、従業員を雇う(他人の時間)などといった多くの方法を知っているから、「レバレッジ」を活用できるのです。

つまり、頭脳のレバレッジとは、自分の仕事量を減らして、より多くのお金を稼ぐにはどうしたらいいのかを考えて、それについての様々な方法を知っていることになります。

知っているだけでお金を稼げたら苦労はしないと思っている方もいると思いますが、それは正解です。

知っているだけではなく、挑戦する必要があります。

次に、挑戦するためのプランを見ていきましょう。

 

プランのレバレッジ

挑戦するためには、プランが必要です。

プランをうまく練ることによって、物事が何倍もうまく行くレバレッジを利かせることができます。

まず、やるべきは出口戦略を持つことです。

仕事を辞めるときには、いくら持っておきたいかということです。

いくら持っておきたいかが決まれば、どうやったらその金額を稼ぐことができるかを考えます。

現在の仕事を続けて、その延長線上にその金額は達成できるのか?

達成までに何年かかるのか?

この時点で、金額の達成が難しそうだったり、何十年もかかるようなプランになっている場合は、別の方法を模索します。

ここで頭脳のレバレッジの出番です。

多くのお金の生み出し方を知っておき、自分がやれそうなことから挑戦していくのです。

この時に失敗することもプランのうちに入れておきましょう。

失敗のない挑戦などありません。

何度失敗したとしても、いくつか成功すればオッケーです。

 

挑戦するにあたって、未来を見ることができれば、成功の可能性を上げることができます。

未来がどうなるのかはわかりませんが、これから起こりそうなことをビジネスにしたり、投資をしたりすることが推奨されています。

現在であれば、5Gやブロックチェーン、自動運転、人工光合成といったテクノロジー系でしょうね。

 

さて、プランを作るときの注意点ですが、本書ではお金を稼ぐ人を4つの区分に分けています。

従業員・自営業者・ビジネスオーナー・投資家です。

この中で、すぐにお金を稼ぎやすいが収入の限界があるのが、従業員や自営業者だと言っています。

ビジネスオーナーや投資家は、すぐにお金を稼げるわけではないが、収入が青天井だとしています。

つまり、従業員や自営業をウサギ、ビジネスオーナーや投資家をカメとなるわけです。

ウサギとカメのレースの話はご存知だと思いますが、それに例えると上記のようになります。

そして、豊かなセミリタイア生活を送りたければ、僕らはカメとなるべきです。

一見遅いように見えますが、コツコツと続けることで、ウサギを追い越すことができます。

 

行動のレバレッジ

プランができれば、行動あるのみです。

ビジネスを立ち上げるにしろ、投資をするにしろ、今日から行動を開始しなければなりません。

未来は今日することによって、作られるというのがこの本に書いてありました。

ビジネスのことを考えたり、投資のことを勉強するのはすぐにでもできることです。

ズルズルと先延ばしにすると何も変わらない毎日が続き、それが未来となります。

少しずつでも行動することが未来を大きく変える、それが行動のレバレッジです。

 

読んでみての感想

今回は、僕が読んだ『金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法』を僕なりにさらっとまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

正直、この本は分厚くて、抽象的な部分もあったりで自分なりに咀嚼するのが大変でした。

しかし、その分、理解は深まったかなと思っています。

ただ、まだまだ書いていないことが多いです。

この本に書かれていることをガッツリ説明しようと思ったら、2万字ぐらいが必要かなと思います(笑)

気になる方は、ぜひ手に取って読んでみることをオススメします。

5年前の本なので、図書館とかにあると思います。

 

さて、この本は若くして豊かに引退する方法というタイトルですが、お金持ちに早くなるための方法論みたいな本です。

お金持ちの思考方法などを知ることができる本という意味ではおもしろい本でした。

しかし、正直、セミリタイアをするにあたってここまで稼がなくてもいいのではと思います。

(この本では、お金持ちは年収1億円のラインからです)

だから、純粋にセミリタイアだけを早くしたいと思っている方にとっては、この本はあまり参考にならないかもしれません。

お金持ちになって、セミリタイアして、リゾート地で優雅に暮らしたいと考えている人にとっては役に立つと思います。

また、この本を読む前に『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでいない方はそちらから読まれることをオススメします。

 

まとめ

若くして豊かに引退する方法は、レバレッジを活用することです。

レバレッジは、頭脳・プラン・行動があり、一番重要なことは頭脳のレバレッジです。

自分の知らない世界のことを知り、不可能と思えることを可能にする方法を知る。

自分が現実と思っている世界がいかに狭かったのかを知ることで、現実と思っている世界がより大きいことを知ることができます。

お金持ちになるタネは、「無理だ」「不可能だ」と決めつけてしまうその先にあるそうです。

だから、「無理だ」「不可能だ」という声が聞こえてきたら、「どうやったらできるだろうか?」と考えてみるといいかもしれませんね。

セミリタイアを目指しており、お金持ちな生活もしたいと考えている人にとっては、一読の価値ありだと思います。

動画でも発信しています。

セミリタイアを目指して、一緒に頑張っていきましょう。

 

 

 

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